こんにちは。はっしーです。
前回はPCの必要パーツの中でも
- CPU
- マザーボード
について説明しました。
リンクは下に貼っておきますね。

そして今回は
- メモリー
- SSD
- HDD
について、選び方と一緒に説明します。
メモリー
メモリーはCPUと高速でデータのやり取りをするパーツで、
- 規格
- 速度
- 容量
がチェック項目です。
規格と速度
まずメモリーチップ、メモリーモジュールには、例えばそれぞれ
「DDR4-2133」、「PC4-17000」
このような規格があります。
(※モジュールは基盤、チップは基盤に載っている黒いチップです。)
メモリーチップの方から説明すると、DDR4の4は世代を表しています。新しい方が当然高性能です。
そして「DDR4-〇〇〇〇」の〇〇〇〇の部分は、チップの動作周波数です。
2133なら2133MHzです。
次にメモリーモジュールですね。
「PC4-17000」のPC4はDDR4を表します。
17000という数字は、モジュールの転送速度です。
17000なら、17000MB(17.0GB)/秒の速度でデータを転送するということですね。
この値は大きいに越したことはありませんが、正直そこまで気にする必要はないです。
メモリー選びで一番大事なのは容量ですね。
容量
これは2GBだとか8GBだとか、16GBだとかいう数字です。
メモリーは一時的にデータを保存できる、いわば作業机のような場所なのでここは広い方が快適です。
選び方ですが、一般的な使用であれば8GBあれば十分です。
ケチって4GBでも全然OKですが、マルチタスクをこなすには少々力不足です。
動画編集などを快適に行いたい場合は16GBあるといいですね。
SSD(形状、接続方法、転送速度)
Solid State Driveの略です。
HDDより圧倒的に高速であり、HDDより単位容量当たりの価格は高いです。
よってSSDはデータ保存用としてではなく、OSやプログラムのインストールに使うのがベターですね。
それからデータ記憶の仕組み上、大容量の方が性能低下が起こりにくいです。
形状がに種類があり、それによってPCとの接続方法も違うので解説します。
形状は
- 2.5インチ
- M.2
- 拡張ボード
の3種類です。
そしてそれぞれ
- Serial ATA 6Gbps
- Serial ATA 6Gbps 又は PCI Express 2.0/3.0 x2/x4
- PCI Express 2.0/3.0 x2/x4/x8
という接続方法があります。
2.0 x2や3.0 x4などはバージョンを表します。
データの最大転送速度はSerial ATA 6Gbpsで600MB/秒、PCI Express3.0 x4の場合4GB/秒、PCI Express3.0 x8の場合8.0GB/秒です。
つまり、2.5インチは最大600MB/秒でしかデータ転送できないということになります。
M2形状のSSDを挿し込むマザーボードのスロットには、
Serial ATAとPCI Expressの両方に対応したスロット
と、
PCI Expressにのみ対応したスロット
があります。
これはマザーボード、メモリーの購入時にしっかり確認しましょう。
HDD
皆さんご存知の記憶媒体ですね。
SSDより安価ですが動作音が発生する、発熱が大きい、消費電力が高い、振動や衝撃に弱いなどのデメリットがあります。
パソコンとの接続インターフェースはSerial ATA(最大600MB/秒)ですが、HDD自体の最大読み書き速度が最大200MB/秒前後です。
これは製品によって150MB/秒~200MB/秒程度と幅があります。
記憶方法としては、磁気を記録する膜を持つ円盤を高速回転させ、ヘッドという部品で円盤に磁気を記録させることでデータを記憶させます。
よって回転数は多い方が高速ですが、その分消費電力と発熱も大きいです。
高性能なモデルは7200回転/分、安いモデルだと5400回転/分くらいになります。
現在は3TB以上を使うのが当たり前になっていて、おすすめ容量は4~8GBです。
今回はここまでになります。
次回もまた見てくださいね~(^ω^)ノシ
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